ちょびログ

あんちょびが思ったことを自由に書いてます!

私はフロントエンドエンジニアなのか?という悩み

所属する会社の職種としては「WEBコーダー」、あんちょびです。

プライベートで音楽活動をしているので、何かと自分の仕事についての自己紹介をする機会があるのですが…。
コーダー」という職種が専門的すぎて伝わらず「なにそれ?」と聞き返されることが多いので、「WEBデザイナー」と言いがちになっています。

デザインを作ることもあるので、間違っているかと言われるとそうでもない感じはあるのですが、分業制の会社にいるので仕事としてはコーディング7割、ディレクション2割、デザイン1割くらいの感じ。
(なぜか簡単なディレクションも任されているので、完全にコーディングのみでもない…笑)

仕事の割合については置いといて。
今、気になっているのは私の仕事の名称はなんなのか?ということです。

業界についてを知っている人に自己紹介をすると「いや、フロントエンドエンジニアじゃない?」と言われることはありつつも、完全にそうだと言える自信もなく。
そんな感じの立ち位置の私の悩みについて話したいと思います。

一般的に言われる違い

用語を調べたり求人票を見てみると、ざっくり下記のように分けられています。

WEBコーダー:HTML、CSSを用いてWEBサイトを作成する人
フロントエンドエンジニア:HTML、CSSに加えてJavaScript、PHP、WebGLを取り扱う人

WEBコーダーはHTMLとCSSのみと書かれることが多いのに対し、フロントエンドエンジニアはPHPやJS、フレームワークのことについて書かれていることが多い印象です。

私の仕事内容

私の仕事は8割Wordpressでのサイト制作です。

簡単な更新機能だけを持たせることもあれば、プラグインやPHPを工夫して凝った機能を作ることもあったり…。HTMLとCSSだけで完結するような静的サイトを作ることは年に1回あるかないか、くらい作ることが少ないです。

その他にも、カラーミーやメイクショップなどのASPサービスを使用してECを構築したり、クライアントの既存サイトのフレームワークの修正保守を受け持ったり。
「WEBサイトの表示されるところ」をなんだかんだ色々やっているのかな?と思っています。

「フロントエンド」と言い切れない部分

「こんな感じの仕事です!」と話すと、ありがたいことに「フロントエンドじゃない?」とは言ってもらえるのですが…。
自信を持って言えないのには、フロントエンドエンジニアが行う全てをやっているか?と言われると言い切れない部分があるからです。

フレームワーク、使ってない

勝手な思い込みでもあるのですが、フロントエンドエンジニアの方々はプロジェクトに合わせてフレームワークを使い分けてサイト構築を行なっているイメージがあります。

それが私の言い切れない理由の一番大きいところでもあるのですが…実務でフレームワークを使ったことがほとんどないです。
あっても、すでに組まれたサイトの保守作業のみ。

遊びでAstroを触ったことはあるのですが、きちんとした構築を行なったことはない。そうなると、フロントエンドエンジニアを名乗るにはスキルが足りていないというか、業務内容が合っていないのではないか?と思っています。

機能開発、対応しきれていない

クライアントからの相談の中には複雑な検索機能や、セキュリティが強固なフォーム作成の依頼がたまにあります。

そういった内容を作り込めるほどのスキルがまだなく、システム周りの開発ができる会社さんにお願いさせてもらい見た目の調整だけを行うことが多いです。

外注させてもらう時、実際に出来上がったコードを勉強のためにも読むようにしているのですが…ちゃんと読むと自分でもわかるPHPやJSで書いていることがほとんどなので、単純な自分のスキル不足を痛感してますorz

これができるようになればなぁ…なんて少し悔しくなってきます。

サーバーの知識がまだ浅い

これは「フロントエンド?」という部分なのですが…サーバーの知識がまだまだ浅いです。

前職でサーバー周りの勉強をさせてもらえたこともあって、ある程度は理解できていると思ってはいるものの、WEBサイトを公開する基本的な部分しか自信を持ってわかると言えない状況。表示エラーやキャッシュ問題にぶつかると、自分では解決しきれずサーバー構築に強い会社さんに相談しがちになってます。

その辺りもきちんとできてこそ、「エンジニア」と名乗れるのかな?なんてことを思っていたりもします。

そうなると、私の仕事は「コーダー」?

このように言い切れない部分があるので、そうなると「コーダー」と呼ばれる仕事なのかな?と感じてます。

ただ、それにしてはやっていることが広い?と思う部分もあり…。
「エンジニア」を自信もって名乗れないことにたまに悶々とすることがあります。

そんな時に読んだのがこちらの本。

著者の池田さんは私が目標にしている方でもあるので、本が出るとわかってすぐに購入を決めました。

読んでみると、フロントエンドエンジニアがどんな仕事なのかや、求められる技術についてが書かれていました。
悶々としている時に読んだので、最初の部分を読んだ時点で自分はまだ名乗るにはスキル不足だなということを痛感しました。

それと同時に、まずはこの本に載っていたスキルを身につけることで、自分は自信を持って「フロントエンドエンジニア」と名乗れるのではないか?ということを思いました。

 

会社の仕事だけではフレームワークを使うことが難しく、自信を持って名乗れるようになるのがはるか先になってしまうので…。
プライベートで触ってみるようにしようかなというのを考えてます。

デザインとフロントエンド技術と。どちらを優先するかも悩んでくるので、当分勉強を続けないといけないな、と思う今日この頃です。